【賢い返済計画】住宅ローンの返済シミュレーション方法を知ろう
2018年12月6日 更新
不動産投資

どこから借りる?住宅ローンの種類別メリット・デメリット
住宅ローンは「民間ローン」と「公的ローン」の2種類に大きく分けられますが、一般的には民間ローンの活用が多いようです。
ここでは、民間ローンを代表する銀行ローンと、公的ローンのフラット35について解説します。
ここでは、民間ローンを代表する銀行ローンと、公的ローンのフラット35について解説します。
銀行ローン
メガバンクや地方銀行といった金融機関から融資を受ける銀行ローン。
金融機関ごとに固定金利や変動金利など、いくつかの種類の中から選択することができます。
変動金利は、金利が市場と連動して上下するため、タイミングを選べば比較的低金利で融資を受けることが可能です。
ただし、公的ローンと比較すると審査が厳しい傾向にあるといったデメリットも。
ローンの種類が多いため、自分にあったローンを見つけたい人にはおすすめです。
金融機関ごとに固定金利や変動金利など、いくつかの種類の中から選択することができます。
変動金利は、金利が市場と連動して上下するため、タイミングを選べば比較的低金利で融資を受けることが可能です。
ただし、公的ローンと比較すると審査が厳しい傾向にあるといったデメリットも。
ローンの種類が多いため、自分にあったローンを見つけたい人にはおすすめです。
フラット35
固定金利を採用しているため、返済までのプランを組み立てやすいフラット35。
民間ローンと比べると審査もゆるめの傾向です。
デメリットとして挙げるなら、「金利が固定であるため、市場金利が下落局面においても金利は下がらず返済額は変わらない」といった点。
将来の金利の下落に不安を感じる人にはおすすめのローンです。
民間ローンと比べると審査もゆるめの傾向です。
デメリットとして挙げるなら、「金利が固定であるため、市場金利が下落局面においても金利は下がらず返済額は変わらない」といった点。
将来の金利の下落に不安を感じる人にはおすすめのローンです。
返済方法の種類別メリット・デメリット
ローンの返済方法は、元利均等返済と元金均等返済の2種類。
ここでは、それぞれのメリットとデメリットをご紹介します。
ここでは、それぞれのメリットとデメリットをご紹介します。
元利均等返済
返済当初は利息の割合が多く、元金返済額と利息額が一定になる返済方法が元利均等返済。
毎月の返済額は一定でも、元金返済額と利息額の内訳は毎回異なり、返済が進むにつれて利息額が減っていきます。
元金の返済額と金利の合計額が毎月同じになるよう設定されるため、返済までのプランが立てやすいので、家計の管理がしやすい点がメリット。
しかし、元利均等金利では返済当初の元金の返済額が少ないため、元金が減りにくく、返済期間が長くなってしまいます。
毎月の返済額は一定でも、元金返済額と利息額の内訳は毎回異なり、返済が進むにつれて利息額が減っていきます。
元金の返済額と金利の合計額が毎月同じになるよう設定されるため、返済までのプランが立てやすいので、家計の管理がしやすい点がメリット。
しかし、元利均等金利では返済当初の元金の返済額が少ないため、元金が減りにくく、返済期間が長くなってしまいます。
元金均等金利
毎月の元金の返済額が一定で、そこに金利を上乗せした額が毎月の返済額となるのが、元金均等金利。
利息の計算の基準となる元金が減っていくスピードが元利均等返済よりも早いので、結果として金利額と総返済額が少なくなる点がメリット。
返済当初から毎月決まった金額の元金を返済していくことができるためです。
しかし、当初の返済額が多くなるため、比較的年収が高い人向けと言えます。
また、金融機関によっては取り扱っていないこともあります。
必ず事前に確認するようにしましょう。
利息の計算の基準となる元金が減っていくスピードが元利均等返済よりも早いので、結果として金利額と総返済額が少なくなる点がメリット。
返済当初から毎月決まった金額の元金を返済していくことができるためです。
しかし、当初の返済額が多くなるため、比較的年収が高い人向けと言えます。
また、金融機関によっては取り扱っていないこともあります。
必ず事前に確認するようにしましょう。
住宅ローンの返済シミュレーション方法と計算方法
シミュレーション方法
返済シミュレーションを行うためには、以下の情報が必要になります。
・借入希望額
・返済期間
・ボーナス返済月
・ボーナス返済総額
・金利方式
・返済方法
これらの項目を入力することで、返済の目安となる金額を調べることが可能に。
ただ、シミュレーションで算出された結果はあくまで目安であり、必ずその金額を借り入れできるということではないので注意しましょう。
・借入希望額
・返済期間
・ボーナス返済月
・ボーナス返済総額
・金利方式
・返済方法
これらの項目を入力することで、返済の目安となる金額を調べることが可能に。
ただ、シミュレーションで算出された結果はあくまで目安であり、必ずその金額を借り入れできるということではないので注意しましょう。
計算方法
ローンを受ける際は、しっかりと返済できる金額を把握することが大切。
そのためにも、住宅ローンの返済シミュレーションにおける計算方法を知っておきましょう。
住宅ローンの返済シミュレーションにおける計算方法では、月々の返済額を算出します。
そのためにも、住宅ローンの返済シミュレーションにおける計算方法を知っておきましょう。
住宅ローンの返済シミュレーションにおける計算方法では、月々の返済額を算出します。
【毎月返済額=借入額×月利×(1+月利)^返済回数/(1+月利)^返済回数-1】
算出した金額で余裕を持って返済できるようであれば、さらに上乗せすることで返済期間を短縮することが可能です。
住宅ローンの計算例
総額3,000万円の借り入れを35年で返済するシミュレーションを実際に行ってみましょう。
ここでは、年1.2%の固定金利で元利均等返済を採用します。
月々の返済額は
毎月返済額=借入額×月利×(1+月利)^返済回数/(1+月利)^返済回数-1
に数値を代入することで算出できますが、そのためにまず月利を求める必要があります。
年利が1.2%であるため、12ヵ月で割ると月利が0.1%と求めることができるでしょう。
また、返済回数は1年に12回で、それを35年繰り返すことになるため、12×35=420回です。
次に、これらの数値を上記の式に当てはめてみましょう。
ここでは、年1.2%の固定金利で元利均等返済を採用します。
月々の返済額は
毎月返済額=借入額×月利×(1+月利)^返済回数/(1+月利)^返済回数-1
に数値を代入することで算出できますが、そのためにまず月利を求める必要があります。
年利が1.2%であるため、12ヵ月で割ると月利が0.1%と求めることができるでしょう。
また、返済回数は1年に12回で、それを35年繰り返すことになるため、12×35=420回です。
次に、これらの数値を上記の式に当てはめてみましょう。
毎月返済額=3,000万円×0.001(1+0.001)^420回/(1+0.001)^420回-1=87,511円
このように、3,000万円を1.2%で借り入れし35年で返済した場合の月々の返済額は87,511円と求めることができます。
借入よりも返済に注目したプランを立てよう!
住宅ローンを受ける際は返済が終わるまでのプランを立てておくことが重要。
どれだけの金額を借り入れできるかといったことに注目されがちですが、いくらなら確実に返済できるかといったことを意識してシミュレーションを行うようにしましょう。
そのためにも、シミュレーションの計算方法を知っておくことで、返済シミュレーションを正しく行うことができます。
どれだけの金額を借り入れできるかといったことに注目されがちですが、いくらなら確実に返済できるかといったことを意識してシミュレーションを行うようにしましょう。
そのためにも、シミュレーションの計算方法を知っておくことで、返済シミュレーションを正しく行うことができます。