【RICHY#003】自分を縛る『お金』から解放されるためにRICHYになる

2019年3月20日 更新 コラム
【RICHY#003】自分を縛る『お金』から解放されるためにRICHYになる

実は身近に潜むRICHY

「え、この人、意外に資産持ってる?!」そんな人があなたの周りにもいませんか?

ブランド品で全身コーディネートしているわけでもない。フェラーリのようなスポーツカーで街を爆走しているわけでもない。普通の人に見えるのに、実はまあまあの資産持ち。

この企画では、そんな隠れRICHYに、お金と付き合うノウハウやお金に関する哲学を取材します!

[RICHY#003]のプロフィール

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今回ご紹介するRICHYは、上場企業の海外支社代表などを経て、現在ご自身のフィットネスジムを経営しているYさん。
ご自身も元々スポーツマンであり、今も定期的にパーソナルトレーニングで体を鍛えているとのこと。

お勤めの企業:独立
業種:フィットネス
役職:代表
年齢:30代後半
年収:2,200万円
資産規模:1.2億円
家族構成:妻・子供2人
住居形態・エリア:都内でマンション暮らし

気になる!Yさん流・資産運用術

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資産運用を始めたきっかけは?

僕は、人間が生きていく上で常に縛られるものは「お金」だと思っていて、そのお金から自由になるために資産運用を始めました。

以前勤めていた会社が上場したタイミングで1億円以上のストックオプションをもらったんですが、これからやりたいことを考えると足りなかったし、まだまだお金から解放されるくらいの額ではないなと感じたんですよ。

お金から自由になっている人を見ると、だいたいみんな10億円以上は資産を持っていることに気づいて。

だから、資産10億円を目標に据えて、ストックオプションを元手にして運用をしています。

資産のポートフォリオは?

資産のポートフォリオ(※)は、株式が75%とキャッシュが25%です。
※現金、預金、株式、債券、不動産など、投資家が保有している金融商品の一覧や、その組み合わせの内容

株式は、四半期に一回送られてくる有価証券報告書を見て、投資先や額を調整しています。
短期の売買ではなく、短くて1年、だいたい3〜5年の期間で投資することがほとんどですね。

Yさん流・株の投資術

普段なら大好きなハイボールを注文するのに、RICHな人の取材ということであえて赤ワインをオーダーしたY氏
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投資先はどんなところを選定しているのですか?

投資先は情報産業を中心に選んでいて、

・古い業界で革新的なサービスを打ち出している
・その業界のプラットフォームになれるポテンシャルがある

という2つの条件に当てはまるところに投資しています。
例えば、世界各国の自動車部品の販売データをずっと集めている会社などですね。

投資先を選ぶときの参考情報は?

東証の新規上場情報を見て、ピンときた会社の有価証券報告書や決算書を見ています。(※1)

ちなみに、上場してから現在までの決算書を全部読むんですよ。

かなり時間はかかりますが、これは僕にとって経営の勉強の一環としても重要な習慣です。
一つの会社の事業計画、経過、結果を全て見ると経営のヒントがたくさん得られて、自分の中でPDCA(※2)を回すのにうってつけなので。
※1 有価証券報告書であれば金融庁が運営しているデータベースサービス「EDINET」や、ファイナンスサイトでも決算短信などのIRデータを閲覧することが可能。
※2 品質管理や生産管理を継続的に改善していくための理論。Plan(計画)→Do(実行)→Check(効果測定・評価)→Action(改善)の頭文字をとってPDCA、PDCAサイクルと呼ばれる。

RICHY流・お金の哲学

やっぱり我慢できなくて結局ハイボールをオーダーするY氏
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お金は自分を縛るもの

僕にとってのお金って、人間を縛りつけるもの以外の何物でもないんです。

だって、「日本寒いから今からハワイ行ってビーチでお酒飲みたいな」って思ったとしても、ほとんどの人ってそうはいかないでしょ?

ハワイに今すぐ飛んでいく資金が無いとか、仕事に行かなければならないとか、自由に行動できない理由の根源って「お金」であることがほとんどなんですよ。

お金から解放されるためにお金を稼ぐ。

これが僕の哲学です。

自由になるための手はずはもう整えています

やっぱり、やりたい時にやりたい事をやれるのが幸せなのだと思います。
それをいちばん邪魔する要素はお金。ちなみに、ふたつめは家族ですね(笑)。

どこで、いつ、魅力的な女性に出会って恋に落ちるか分からないじゃないですか。
例えば、パッと行ったイギリスで、たまたま見かけた女の子に恋するかもしれない。その子に会うためにあと1ヶ月間イギリスに滞在したいと思ったら、お金があって、家族がない状態じゃないといけないですよね。

だから、資産が目標額に到達したら、ある程度の現金を渡すから自由にさせてくれって嫁に伝えていて、もう了承してもらってるんです(笑)。

RICHYとして生きていく

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RICHYになって良かったこと・困ったこと。

10億円という目標にチャレンジできるチャンスを得られたのは良かったです。
もし自分が年収500万円くらいだったら資産10億円の壁を越えるのは到底無理だと感じてかもしれません。でも今の資産があれば何かしらレバレッジをかけて10億に到達できるかもしれないという希望がある。

困ったことは特にないです。というか、まだ大して優越感に浸るくらいの資産額を持っているわけではないので(笑)。目標である10億円を超えたら初めて困ることが出てくるのかもしれませんね。

目標達成したとしても69歳までは働きたい

僕は仕事は最高のコミュニケーションツールだと思っていて、基本的に働くことが大好きなんですよ。

仕事をしているからこそ、出会える人がいて、つながるご縁がある。
いろんな人と自分とを引き合わせてくれる仕事は、本当に素敵なものだと思っています。

だから、例え10億円の目標を達成したとしても、自分が鬱陶しいと思われない年齢までは楽しく働いていきたいんです。
これは僕なりの考えですが、70歳以降は会社の中で老害っぽくなっちゃう気がして恐いので、69歳まで働きます。

その年齢まで現役でいたいからこそ、見た目、健康、人間性には気を遣っていて、パーソナルトレーニングで体を鍛え直しているところです。

女の子を口説くのは、僕のライフワーク

ちなみに、長い間現役でいることは仕事の上でも大事ですが、僕にとって最大の癒しであり、ライフワークでもある「女の子を口説くこと」にも欠かせない要素(笑)。

先ほどもお話ししましたが、10億円稼いだら、自由にさせてもらうことを嫁と約束しているんで、早めに達成して残りの人生はこのライフワークを突き詰めていきたいです。

女性を口説くという人生のエッセンスがあるからこそもっと頑張りたいと思うし、これからも自由な人生を追い求めて行こうと思っています(笑)。